ベトナムに一昨日から来ています。短期間ではありますが、現地で見聞きしたことをまとめてみます。

今回滞在中の写真はfacebookのアルバムにアップしました→☆ 

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ベトナム経済全体でいうと、現地の方からするとそれほど成長している感覚はなく、数年前に労働力が不足している、という事態はだいぶ緩和されてきている気がする。賃金はたしかにあがってきているが、他の近隣諸国から比較するとそれもなだらか、という印象がある。

ベトナム人は損得勘定が明確で、プライドが高い人が多いため、人事評価はup or out、要するに昇進しなければ辞めて他に行って欲しい、の方法も職種によっては有効だそう。私たちのような専門職では、この評価は採用しやすいと感じた。

ベトナム企業のM&Aについては、ベトナム企業を買収して、経営するのは本当に大変なため、特にこれまでの日系企業はベトナムもチャイナプラスワン（中国に生産拠点が集中し、また中国国内の人件費高騰リスクを他国の生産拠点を持つことでこのリスクを少しでも回避しようとする手法、考え方）の元、製造拠点を作ることが多く、その点では、買収はかかるコストと比較するとメリットが少なく、これまではあまり実践されていないかったとのこと。

しかし、今後は在ベトナム日系企業の目標であるエースコック（2013月の日経新聞記事でも特集されている）のようにベトナムマーケット攻略のためには、顧客を持つローカル企業の日系企業による買収は増えていくだろう。

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