日曜からマカオに来ています。

マカオは1999年までポルトガル領であったが、その歴史は長く1500年代にポルトガル人が当時の明との貿易を開始したときから、始まったようです。500年間程度の長きにわたって、ポルトガルの影響があったということです。そのときに残された町並みが世界遺産に登録されていて、観光客を集めています。

マカオでとった写真はfacebookのアルバムとしてアップしました→https://www.facebook.com/tatsuaki.ohara/media_set?set=a.10203586036682354.1073741840.1558585439&type=3

世界遺産を見ましたが、たしかに興味深いものの、 これだけを目当てに人を集めるのはやはり厳しく、マカオの売りはやはりカジノでしょう。そのカジノですが、たしかに多くの人、ほとんどは中国人を集めています。一般人は入れないVIP Roomでない場所でも身なりは普通の中国人の方が１回10万円程度のベットをしています。

カジノはホテルやモールにそれぞれあります。wikipediaによると20以上あるようです。面積は28キロ平米＝世田谷区の半分くらいしなかいので、そこら中にカジノがあるといってよいでしょう。しかも、まだまだカジノ、ホテル、モールの一体開発は続いています。

夜、ホテルの明かりを見るとよくて20%くらいしかついていませんでした。今中国人はバブル状態ですので、まだまだこういったカジノに魅力を感じてマカオへ訪問することは多いでしょう。しかし、マカオのカジノの本当に収入源であるとされている、中国人官僚のマネーロンダリングの需要も、中国共産党政府の財政引き締めによって、今後はかなり厳しくなると思います。また中国経済のバブルが崩壊すると、カジノ、ホテル、飲食、そしてあらゆる高級店を揃えたモール、商売のほぼすべてがカジノにどれだけの富裕層が来るのかに依存しているマカオの経済は今後、前途洋々というわけにはいかないと直感的に感じている。

その他、印象に残った点は、すごい高層ビル群が川向うに見えたので、グーグルマップで調べたところ、マカオでなく対岸の中国本土であったこと、大規模な工場が見当たらないにもかかわらず、香港とくらべても空気が悪いこと、この２つでした。 

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