企業の有利子負債が増えていると報道されている。

このブログでも紹介しているとおり、増資で資金調達をしている企業も増えており、将来の株価下落を見込み、資金調達をしている企業が増えていることは何度か述べたとおりだ。

一方で設備投資のために資金調達を増やすというのはやや？だ。なぜなら、特に国内にそれほどの投資需要はなく、しばらくの間、銀行は融資先を探すのに苦労していたからだ。

上場企業では、M&Aについても銀行融資が付くことが多く、M&A資金のための融資が影響している日の可能性がある。これはよいことだが、銀行に本当の審査能力がないとすると、将来的に貸し倒れが増えていく可能性もある。

それ以外にはなかなか個々へきて融資額が増えているのは、保証協会融資が増えているか、銀行にはリスクがなく、国が最終的にはリスクを負担する融資が増えているという可能性はあるだろう。

また、系列内でのお付き合いの借入が増えている可能性も否定はできないのではないだろうか。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

上場企業、攻めの借金　有利子負債１割増　　：日本経済新聞 http://t.co/wKzqRJ80xS

2014/03/16 07:46:00

 

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