ドイツ証券の社長などが厚生年金基金幹部への過剰接待が理由で、社内処分を発表している。コンプライアンス強化が背景にあるという。

ただ、それで終わりということではなく、過剰接待を受けていた厚生年金基金の幹部もいるわけで、彼らに対する調査などの必要はないのか不安だ。

過剰接待の内容がどんなものかは本質ではなく、外資のドイツ証券がなぜこんな接待を必要としていたかが問題だ。それはそれなりの見返りがあったからに違いない。それなしに外資証券の社長が接待などするはずがないからだ。

接待の内容によって、年金資産の委託先が決められていたとすれば、日本にとって、基金に資金を預けている人たちにとっても大きな問題だ。ここでもとりあげられたように長野での使い込みといい、大きな問題を抱えている可能性はないだろうか。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

ドイツ証券、社長減給など社内処分発表　過剰接待問題で　　：日本経済新聞 http://t.co/bnVymK4Bn3

2013/12/13 06:03:04

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