日本企業の海外M&Aのトレンド
日本企業のM&Aが、中国では半減、東南アジアは過去最高になっていると報道されている。
いわゆるチャイナリスクから、中国以外のマーケット、生産地域を狙ったものと書かれているが、これは間違いないだろう。
一方で、M&Aは相手があることも忘れてはいけない点だ。
東南アジアが今後成長が見込める魅力的なマーケットであることは売り手にとっても同じはず。それではいま売る、ということは売り手の考える現在価値以上で売買が成立していると考えてよいはずだ。
それを前提にすると、買い手である日本企業は売り手が考えている以上の結果を出さなければ損を出すことになる。買っただけではスタート地点についただけの状態であるし、高掴みをしているのであれば、マイナスからのスタートかもしれない、という点は十分に注意しなければならない点だろう。
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa
日本企業、M&Aでも中国から東南アジアへシフト鮮明 過去最高、かたや半減 – MSN産経ニュース http://t.co/12MGQfbOVU
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