アプライドマテリアルと東京エレクトンが経営統合する。両社は半導体の製造設備メーカーで、その顧客である半導体メーカーは、合掌連衡の末、大規模化が進んでいる。かつて世界の半導体業界を牽引していた日本メーカーの合従連衡企業であるルネサスが経営的に相当苦しんでいるのは、その例だ。

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規模の経済がモノをいう業界を対象にしている半導体製造設備メーカーも規模の経済をとらざるを得ないということだろう。

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今後も規模の経済がモノをいう業界は合従連衡が必至なのではないだろうか。
メーカーといっても一言では語れないが、ホンハイはEMSとして圧倒的な規模を誇示し、アップルやソニーなどを顧客に製造を続けている。

現在、外注先として大企業の下請けをしているような企業が規模で現在の発注元を上回る規模になれば立場が逆転する可能性もある。ただし、規模が大きくなって効率化が図られる過程では必ず、厳しいリストラがあるはずだ。個人としてはそれに備えておかなければならない。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

米アプライド・マテリアルズが東京エレクを9300億円で買収へ – Bloomberg http://t.co/Z1h5t8sBgX

2013/09/25 06:09:48

 

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