三菱商事が、英南東部の洋上風力発電所向けの海底送電線事業を買収すると報道されている。
クリーンエネルギーとして注目されている風力発電ではあるが、日本では発電に十分な風を確保することが難しく、また発電量も少なく、なかなか陽の目を見ていない。

今回、三菱商事が買収するのは、洋上風力発電所向けの海底送電線事業。２０年間、手数料を得るスキームで、総事業費１０００億円のうち、８５０億円を融資で賄うことからしても、かなり安定したキャッシュ・フローを確保できるのではないだろうか。

投資自体も英バークレイズ銀行傘下のインフラ投資会社と折半というから、信頼度も高そう。さらに、国に欧州の海底送電網運営会社を統括する「ダイヤモンド　トランスミッション　コーポレート」を設立し、有望案件への投資や資産入れ替えを通じて収益性を高める、と報道にはあり、今後の海底送電網運営会社についてのノウハウ蓄積も進みそうだ。

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大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

三菱商事、英国で洋上風力発電所向け６３万キロワット海底送電線買収 – MSN産経ニュース http://t.co/DnzEFYm3Cw

2013/09/01 10:36:36

 

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