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中部電力による首都圏における売電事業の買収

中部電力が首都圏における売電企業を買収すると報道されている。これは将来の家庭向け電力の小売りの自由化を踏まえての動きなので、十分に理解できる。

一方で、富士で火力発電の会社を作るらしいが、その出資比率は、三菱商事が70%、日本製紙が20%、中部電が10%とのこと。

販売が本業の商社が持っている売電会社の80%を売電は専門でない中部電力が買い、発電が本業の中部電力が20%、発電は専門でない商社の三菱商事が70%出して、発電会社を設立する。

一体、何をしようとしているのだろうか?

***以下、引用***

中部電力は7日、三菱商事の子会社で特定規模電気事業者(新電力)の「ダイヤモンドパワー」(東京)を買収すると発表した。10月1日に同社の株式を80%取得する。家庭向け電力の小売りの自由化が計画されていることを踏まえ、首都圏での電力販売事業で必要となるノウハウを手に入れ、顧客の囲い込みも図り、収益基盤の拡充を狙う。

中部電は三菱商事、日本製紙ととともに石炭火力発電設備を運営する発電事業会社を9月に設立することでも合意した。静岡県富士市の日本製紙の富士工場敷地に出力約10万キロワットの石炭火力発電所を共同で建設し、16年5月の運転開始を目指す。

総事業費は250億円程度。三菱商事が70%、日本製紙が20%、中部電が10%出資する。

***引用、ここまで***

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