静岡茶市場とJAの７つの茶取引所の経営統合が協議されることが報道されている。ただし、期限を定めていない交渉のようで、実を結ぶかどうかは不透明ではある。

背景としてはおそらく、流通量が下がり、業績悪化をしている取引所を統合し、コスト削減、経営効率化を狙っているのではないだろうか。

その実施のためにはシビアなリストラが必要であり、痛みをともなう。それをやり切るだけのリーダーと権限が必要だ。多くの場合、明確なリーダーと権限を設定できず、統合はしてみたものの期待していた効果がでないことも多い。また、コスト削減の後には売上拡大、拡販が重要で、統合後のシナリオをしっかりと考えておくことが重要だ。

いずれにしても、茶の市場や取引所までM&Aの波が押し寄せていることは興味深く、また私たちのようなM&Aアドバイザーにとってみれば少しでもM&Aへの理解、関心が増しているという点で喜ばしいことだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

静岡茶市場とＪＡ茶取引所　経営統合、近く協議 | 静岡新聞 http://t.co/3Ep8h42e32

2013/06/27 06:01:33

 

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