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ドコモのインド事業がロシア企業と経営統合における問題点

ドコモのインド事業がロシア企業と経営統合すると報道されている。経営統合はM&Aのことで、買収とかM&Aという用語にアレルギーのある日本人向けの言葉だと私は思っている。

さて、本論であるが、内容を引用してみる。ポイントとしては以下の3点。

1)ドコモのインド投資先が業績悪化を続けている。
2)そのため、ロシア企業であるシステマとM&Aの交渉を進めている。
3)ドコモの持分は26%のため、自社で意思決定できない。

一番の問題は3)の持分比率ではないだろうか。
26%という比率は、それなりに投資しているものの、自社では何も決められない比率だ。
こういった企業再編などのときにも発言力が落ちる。もちろん、それなりの考えがあってのことであろうが、こういう半端な出資比率は、シビアな状況により、主体的意思決定ができないという問題を浮き彫りしてしまう。

***以下、引用***

NTTドコモのインド事業が岐路、出資先企業がロシア社と経営統合か
NTTドコモ<9437>のインド事業が岐路に立たされている。同社は2008年11月、インド財閥系のタタ・テレサービシズ(TTSL)の株式26%を約1300億ルピー(約2100億円)で取得。ただ、TTSLはロシアの通信会社システマとの経営統合に向けて交渉を進めており、ドコモ保有株の取り扱いについても話し合われているようだ。
これは現地紙エコノミック・タイムス(電子版、25日付)が関係者の話を引用する形で報じたもので、システマはロスチャイルド、タタ財閥はスタンダード・チャータード銀行をアドバイザーに立てているという。
とはいえ、インド国内では新たなM&A(合併・買収)規定の策定を進めており、TTSLとシステマの統合は新規定が公表された後になる公算が大きい。
TTSLは「タタ・ドコモ」ブランドで事業を展開しているが、負債総額は2200億ルピーという赤字体質。昨年から1000万人の契約者を失うなど、経営状況は悪化の一途を辿っている。

***引用、ここまで***

 

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