丸紅によるガビロン買収額引き下げについて
丸紅がガビロン買収にかかる買収額を大幅に引き下げている。内容をみると、以下のとおりでエネルギー事業については、丸紅は譲受をせず、現在のオーナーに残すことになったとのことで、単純に買収金額が下がったわけではない。
***以下、引用***
丸紅は、変更前の持分譲渡契約において、取得価格約36億ドル(約3500億円)にて穀物・肥料・エネルギーの3事業を運営するガビロン社の持分100%を取得することとしていた。今回、同持分譲渡契約を変更し、丸紅の買収対象事業を穀物・肥料の2事業とし、取得価格を約26億ドル(約2500億円)に変更すること、及びエネルギー事業については現持分保有者が継続して保有することにつき、現持分保有者と合意した。
***引用、ここまで***
M&Aの条件交渉は直前まで進むわけなので、条件変更などは調査や交渉が進むに連れて十分起きうる。報道のタイトルだけみると、何か大きな問題が起きているかも?と思わせるような今回の報道だが、よく中身をみないといけないということだろう。
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa
丸紅、米ガビロン買収額を約1000億円引き下げ | 商社・卸売業 – 財経新聞 http://t.co/QibBJo4KrZ
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