東芝も絡むと報道されるウラン濃縮会社ウレンコへの投資案件の評価
核燃料の企業をイギリス政府が売りに出しているという報道がされている。
詳細は、以下のリンク先に詳しいが、買収できるのは3分の1で、同社の扱う核燃料が紛争などに利用されることがないように、イギリス、ドイツ、オランダが3分の1づつ株式を持つことになっているとのこと。
実際には純投資になるが、現在想定されている株価でいうとEBITDA10倍程度とのこと。あればが4倍なので、割高か?という分析である。
記事中には対象会社が持つ核燃料販売契約は20年間ということなので、20年先までのキャッシュ・フローはある程度見込めるわけだ。EBITDAは利息、償却、税引前のキャッシュ・フローなので、これで投資の判定は難しいが、利息、償却による税額を多少割り引いて、ユーロ圏の税率を加味し、20%程度がキャッシュアウトするとすると、EBITDA10倍はフリー・キャッシュ・フロー倍率で8倍程度。20年間の販売契約があるとすると、決して高い買い物とはいえないのではないだろうか。
東芝も買い手候補にはいっているということだが、動きを注意しておきたい。
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英政府がウラン濃縮会社ウレンコ株式売却へ、アレバや東芝が名乗りか(ロイター) – Y!ニュース http://t.co/zW6vEUI7Sy
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