西武HDの筆頭株主であるサーベラスが西武HDに対して、もろもろの提案をしている。サーベラスは否定しているが、球団売却や不採算路線の廃止を要求している。

これについて、地元の愛着や公共性から西武はこれを認めようとしない。

これは資本主義的な考え方からすると完全に間違っている。株主はオーナーであり、会社の所有者である。一方で地元民の愛着や公共性維持のために、利益を削る行為はそれに反している。もちろん会社経営にはいろいろな事情があるので、利益だけを目指す経営が正しいとはいい切れない。

サーベラスは投資した金額を少しでも高く転売したいだけだ。
そのために話し合いをしたい、といっている。西武はこれを否定するわけにはいかない。
カネだけ出してもらって、あとは口出すなといっているようなものだからだ。

このスタンスはシャープのホンハイからの出資でも同様のやり口で失敗した。

カネだけもらって自分の好きなようにしたい。そんな虫のいい話がないことをいい加減に認識すべきだろう。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

【サーベラスＶＳ西武ＨＤ】サーベラス、球団売却や路線廃止要求を否定 – MSN産経ニュース http://t.co/uo3NE4GzOx

2013/03/28 00:57:29

 

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