ANAの決算発表。業績は相当厳しいがJALと比較してどれくらい厳しいのか確認してみました

ANAが決算発表をしました。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9202/tdnet/1892864/00.pdf
ANA、今後2年で4000億円コスト減 機材削減・LCC強化:日本経済新聞 https://t.co/pVcqNslEcU
— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) October 27, 2020
***以下、引用***
***引用、ここまで***
売上はどうしようなく厳しいです。売上が70%以上、減少しているので無理もありません。今期の最終赤字は5,100億円の予想です。手元のキャッシュは4,000億円程度で、今期末までの資金は足りるでしょう。有利子負債は、2020年9月末時点でおよそ1.3兆円です。
JALはまだ決算発表をしておらず、2020年6月末時点になりますが(https://ssl4.eir-parts.net/doc/9201/tdnet/1867295/00.pdf)、有利子負債はおよそ5,000億円です。
会社更生法を経験して、財務体質が軽くなったJALとそうでないANAの差が出ている部分もあるかもしれませんが、財務的にはANAのほうが圧倒的に厳しい状態です。飛行機に搭乗する機会が激減していますが、搭乗機会には本誌はANAをできるだけ利用して少しでも貢献できればと思います。もちろんJALも楽ではありません。
(動画解説追加しました)
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