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LINEがアコム・アイフルを逆転したということは、借金がしやすくなり、せざるを得ない若者が増えている可能性もある。金融事業は企業にとって本当に儲かっているケースが多いのです。

LINEクレジットの今年4月の利用者が、アコム・アイフルを逆転したということです。その一方でネット系の法人融資ビジネスは停滞しているということです。

法人向けについては、コロナ対応の制度融資でネットを使うまでもなく、かなりの融資がされた、言い換えれば政府に救われている企業がたくさんあるということでしょう。

LINEクレジットがアコム・アイフルの融資を上回った、その時期が4月ということはコロナの影響を受け、お金に困る人が増え始めた時期です。そこで気軽にお金が借りられる先としてLINEが眼についた人、おそらく若者が増えたのではないかということでしょう。

LINEクレジットは金利が6%で既存の業者より安いということですが、普通預金の金利がほぼつかず、大手企業の短期融資で1%の金利を負担することがなく、住宅ローンという長期融資でも1−2%程度で借りれる環境ではものすごい高いものです。ネット銀行を作り、そこで調達した資金を住宅ローン中心に運用して、多額の利益を稼いでいる企業もあります。

リボ払いは15%程度の金利をとられています。15%の金利で借金をしているのです。現在の環境を見ればとんでもない暴利です。ユーザーが気づかない間に恐ろしい金利で借金をしているのです。クレジットカードのキャッシングも同程度の金利がとられています。また自動車ローンも高金利です。7−8%程度のことも多いのです。

この結果、自動車メーカー、セブンやイオンなどの企業、またソニーなどもネット銀行をやっていることは多いです。彼らはネット銀行を作って顧客から預金をし、こうした高い金利で運用をしています。だから儲かるのです。

もちろん資金が必要なときには借りなければいけません。トヨタであっても借金はあるわけで決して借金が悪いわけではないです。しかし、その金利がどんな水準なのか、その金利で借りなければ本当にいけないのか、他の手段はないのか、ということを冷静に見れることは人生のなかでは大切なことかもしれません。

困った人々が簡単にお金が借りれるようになることはよいことです。当然返せるかたに貸さないと人生が台無しになってしまいます。クレジットカードの限度額は30万円に設定されていることが多いです。これは親、親戚に頼めば、なんとか頑張れば回収できる金額であるといわれています。30万円をいきなり返せ、と言われたら、びっくりするし、すぐに準備できないことも多いはずです。しかし、その30万円でたとえばお子さんの人生が台無しになってしまう、なんてことになれば頑張ってお金をかき集めるかもしれません。その際に高金利での借金をしてしまうこともあるかもしれません。

借金は悪ではありません。しかし、返さなければいけないものですから、この記事で書いた程度の基本的な知識は理解をしておいてほしいと思います。

今、モヤモヤすることが多いかたもたくさんいらっしゃると思います。原因は不安でしょう。不安を取り除くには、分解が必要です。それでもわからないことも多い。たとえばコロナについては、原因、予防策、特効薬、後遺症などまだまだわからないことが多いわけです。したがって、対応もモヤモヤにならざるを得ません。世界中で必死に研究が進んでいるでしょうから、自分でどうにもできないことはあきらめる、待つというジャッジをすることも必要なのだと思います。

正しい、地道にやっている人々が馬鹿をみない世の中になるためにできることを地道ではありますが、積み上げていきたいと思います。

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