コロナの影響は、アジアから世界に拡大しています。報道を見ても、すべてをコントロールするのは難しい状態で、各国政府としては、拡大を避けるために人が集合することを避けることに集中をしているように見えます。

その結果、経済が動きません。資金が回らないということになります。

新型コロナは「パンデミック」に相当、ＷＨＯ事務局長が表明 https://t.co/nAtvObeCmo

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) March 11, 2020

欧米で見本市相次ぎ中止、100万人の需要が「蒸発」：日本経済新聞 https://t.co/FzvXW7k2Tz

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“致死率 インフルよりはるかに高い” 米研究者 新型ウイルス | NHKニュース https://t.co/eYwBSWz3zX

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ダイヤモンド・プリンセス号の感染データがあぶり出す「致死率」の真実 https://t.co/x5vgWMCWUz

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こうした状況に事前に対応するとすれば、手元の資金を確保しておくことです。一番は純資産を厚く、キャッシュや流動性の高い資産を厚くしておくことです。以下の対談でも少しふれていますが、これは長い時間をかけてやっておくべきもので、この災難を乗り切ったあとはぜひ課題としてほしいことです。せめて長期返済の借り入れで手元資金を厚くしておくことはしておきたいところです。

目先の対応は資金を切らさないようにするしかありません。余剰資金のある先は、少しでも支出を減らしながら、資金繰りの確認をします。目先の資金が不足する場合には、資金の補填をするしかありません。経営者であれば、個人の資金を会社に入れる、ということもこうした危機状態ではよくありますが、制度融資もありますし、まず動いて融資でも何でも目先の資金を確保してください。

そしてこんな中ですが、一度は「やめる」「撤退する」という選択肢も考えてほしいです。多くの場合、そんな結論にはいたらないはずですが、やめるという選択肢をまったく考えないと現状を解決できる選択肢を失ってしまう可能性があります。

政府や機関の批判をしてもはじまりません。どこかでこの反省や評価はすべきですが、今は危機のなかです。協力して、自分で考えて、行動して、問題を解決していくしかありません。厳しいですが、経営者のとても大切な仕事です。そして従業員のみなさんは経営者はこの時期には体を張って、自腹を切って、会社をまもっていかなければならない、という厳しい仕事であることも少しでよいので、知っていただけるとありがたいです。政治家も限られた錯綜した情報のなかで意思決定をしていかなければなりません。言うほど簡単な仕事ではないはずです。

厳しいですが、できることを一歩づつしか、できることはありません。みなさんと協力してこの難局を乗り越えていきたいと思います。

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