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LINEが大幅赤字の原因とこの赤字のLINEにとっての重要性

LINEが103億円の赤字です。第一四半期での数値ですので、やや不安な数値です。記事ではスマフォ決済20%キャンペーンの影響によるものとありますが、内容を確認しておきましょう。

○LINE 2019年12月第1四半期決算短信
https://scdn.line-apps.com/stf/linecorp/ja/ir/all/FY19Q1_KessanTanshin_.pdf

***以下、引用***

***引用、ここまで***

LINEペイのキャンペーンコストはマーケティング費用に含まれているとすれば、前年同期比較で40 億円程度のコスト増です。全体的なコスト増が原因です。

内訳は、セグメント情報を確認する必要があります。戦略部門が赤字ということでここにLINE payなどが含まれています。まだ収益化できていないものをこちらにいれ、コア事業はすでに収益化できているものに見えます。セグメント情報はマネジメント・アプローチが採用されており、報告セグメントのような状態で社内の組織、指揮命令系統などが設計、運用されていることが必要です。戦略事業はコストセンター状態でやりずらそうです。

戦略事業の売上はそれほど増えていませんが、コストの増加は半端ではありません。IT開発などの間接費は配賦計算ということですが、それにしてもしんどそうです。投資家としてはサービスごとの収支が見たいのはないかと思いますし、おそらく社内もそのような管理、指揮命令系統があるのではないかと思うのですが、報告セグメントがそうなっていないのは、詳細を出したくないか、外からはわからない事情があるのでしょう。

資金的にはキャッシュがまだ2,500億円程度あります、社債も1,400億円程度ありますが、100億円程度の赤字には当面、耐えられる財務状況です。

LINEの将来性を見るには、できればサービスごとの収支情報を確認したいところです。

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