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楽天のスーパー事業減損170億円は買収即減損か

楽天グループが繰延税金資産700億円の取り崩し、ネットスーパー事業の減損170億円を発表しました。
昨年9月末時点では純資産が1兆円以上まだありますので、これで会社が傾きはしないはずです。

税金資産も昨年9月末時点で、3,000億円以上ある残高の700億円ですから、まだまだ一部です。
財務的には耐えられるレベルです。

金額的には170億円ですが、ネットスーパーの減損は少し気になります。
なぜならば、昨年の12月にこの事業を行う、ネットスーパーを西友と合弁で運営していた会社を、楽天グループが完全子会社にしたばかりだからです。西友から、対象会社の株を買ったはずです。それを年が明けたら、170億円損失にしますって、、、会計基準、監査基準的には間違っていないのかもしれませんが、本誌が、買収即減損、といっているパターンで、買ってすぐに損失を出しているわけです。買うときにもうわかっていたよね?損覚悟で、金出したの?と投資家に聞かれたら、どう答えるのか、いつも心配になっているパターンなのです。

よく見ていると、買収即減損、結構ありますので、注視していきたいと思います。

chatGPTによる英訳↓
Rakuten Group has announced a write-down of 70 billion yen in deferred tax assets and an impairment of 17 billion yen in its online supermarket business. As of the end of September last year, the net assets were still over 1 trillion yen, so this should not lead to a decline in the company.

The 70 billion yen is just a part of the over 300 billion yen in tax assets as of the end of September last year. It is a level that can be financially tolerated.

The amount is 17 billion yen, but the impairment of the online supermarket business is a bit concerning. This is because, in December last year, Rakuten Group made the company operating the online supermarket, which had been a joint venture with Seiyu, a wholly-owned subsidiary. They must have bought the shares of the target company from Seiyu. Then, as the year turned, they are turning it into a 17 billion yen loss… It might not be wrong in terms of accounting standards and audit standards, but it’s the pattern that this magazine says “buying and then immediate impairment,” showing a loss immediately after buying. They knew it when they bought it, right? Did they spend the money prepared for the loss? It’s a pattern that always worries me about how to answer if investors ask.

Looking closely, there are quite a few cases of “buying and then immediate impairment,” so I would like to keep an eye on it.

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