内田樹先生の記事ですが、最悪の状況を想定するという内容です。本文は以下のサムネイルからぜひご覧ください。

環境の変化が激しい現在、不安や心配はたくさんあります。
それが原因で体調不良を起こすことも少なくありません。

不安はひとそれぞれなので、解消方法もまた様々です。

本誌が心がけているのは、挑戦、実行することです。
しかし、それには失敗がつきもので、実際には実行できない方のほうが多いです。
それは将来に対する不安が現状維持よりもより大きくなるでしょう。

そこで、最悪のケースを想定するのです。
新しい事業をやろうとしたときに、計画をたてることが多いでしょう。当然どうやったらうまくいくか、ということを想定します。ワーストケースで事業計画を試算することはあっても、全然稼げずに撤退するケースの試算はしないことがほとんどでしょう。事業計画として形にするかどうかは別として、最悪のケースでどれだけのロスがあるのか、撤退コストはどの程度かかるのか、などの想定をしておき、それがなんとか乗り越えられるものであれば、将来の不安は随分解消されるはずです。それが受け入れないほどのダメージである場合には、そもそもやるべきではない挑戦なのではないか、と考え直してみるとよいです。

このように最悪の状況を想定しておく、ということは精神状態を安定させるためにはかなり有効なやり方だと思うのです。

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