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ワシントン・ポストに続き、タイムも個人へ

タイム誌をセールスフォースCEOのマーク・ベニオフ夫妻が212億円で買収すると報道されています。ワシントン・ポストは、アマゾンのジェフ・ベゾス氏が買収しています。

紙面を中心とするメディアは、業績も厳しく、合従連衡、あるいは破綻をせざる得ないケースも多いはずですが、ビジネスで大成功している個人が、買収する例が増えてきました。

理由の1つは、古い体質のビジネスをITで成功した経営者が、立て直す余地は十分あると判断していることでしょう。一方で、タイムもワシントン・ポストも企業ではなく、個人が買収している点にも注目が必要です。

セールスフォースやアマゾンがメディアを買ってどうするのか?その目的がはっきりしない、またリスクが決して低い買収ではないため、個人のリスクで買収を決めているという側面もあるはずです。

さらにこれだけの成功者からすれば、メディアの凋落に対して自分たちでなんとかしたいという気持ちもあるのではないかと思います。実質的には本業も相当な多忙でしょうから、なかなか経営自体に時間も避けないのではないかとは思います。

読者からすると、個人に支配されているメディアの信憑性も心配になってきます。
私はまったく心配していません。オーナーの力を利用して自分勝手な報道ばかりしていれば、読者が誰も相手にしなくなるはずです。読者がニュースをきちんと見極められている間はこの心配はないでしょう。


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