ソニーが苦しいオリンパス株売却
ソニーが10%保有するオリンパス株を半分売却し、売却益468億円を出すと報道されている。
ソニーの財務上の理由が大きく、同社は苦しいだろう。
オリンパスで粉飾の問題が発覚し、同社が窮地に陥ったときに株式を引き受け、ソニーは筆頭株主となった。そして、結果としてこうなった。ソニーとオリンパスではすでに外科用内視鏡の共同出資会社を設立しており、新製品等の投入に変更はないとされているが、10%→5%の影響は小さくなく、ソニーの影響力は小さくなるとみてよいだろう。
本来ソニーはあのタイミングでメディカルの内視鏡に強く、ソニーにはないものを持っているオリンパスを子会社化したかったのではないだろうか。そうであれば関係者は現状に忸怩たる思いをされているのではないだろうか。
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa
ソニー、オリンパス株の半分売却 JPモルガン証券に :日本経済新聞 http://t.co/RkL4Wj2xzW
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