先日、何をいまさらと本誌ではお伝えした、粉飾決算が明らかになり、破綻する先が増えてきたとする記事がでましたが、今回は粉飾決算をしていて実は２０億円超の債務超過だったという記事がでています。

粉飾決算といっても手のこんだものは珍しく、金融機関も含めたプロがみればこれはおかしいだろ、というレベルのものが大変です。もちろん、粉飾決算をした会社が一番悪いのは当然ですが、それを実際にはわかっていて、融資をしていたとすれば金融機関も悪いのです。

記事の出方からすると、これから実は粉飾決算でした、とする企業の破綻がふえてもおかしくありません。

企業で与信を担当している方、経営者の方々はアンテナを張り巡らし、決算書のチェックも慎重にして、貸し倒れの被害などにあわないよう、ご注意ください。

信用調査会社の点数だけでは粉飾決算による貸し倒れは防げないはずです。

民事再生のエル・エム・エスが粉飾決算、実際は20億円超の債務超過 – エキサイトニュース https://t.co/QPprleiKDu @ExciteJapanさんから

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) November 21, 2019

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