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SMBCグループがVポイント運営会社を買収

SMBCグループがVポイント運営会社を子会社化するとのことです。
本誌としては、すでにVポイントはSMBCグループが買収済みだと認識していました。

実際には、SMBCグループはすでにVポイント運営会社の株式を保有しており、今回の追加取得によって議決権の過半数を確保し、連結子会社化することになったという流れです。

消費者目線で大きなインパクトがあったのは、SMBCが提供する「OLIVE」でした。このサービスでは、一定の条件を満たせば買い物時のポイント還元率が10%以上となるキャンペーンが実施されており、消費者にとっては非常にメリットが大きい一方で、運営側にとっては相当なマーケティングコストを要する施策だったと考えられます。

振り返ると、これはテストマーケティングの一環であり、SMBCグループは一定の議決権を確保した上で、実際に施策を展開し、その効果を検証していたとみられます。
今回、追加で株式を取得するということは、一定の成果が得られたことを意味すると考えられます。ただし、依然としてマーケティングコストは高く、今後は回収フェーズに移行することになるでしょう。しかし、その具体的な戦略や見通しについては、現時点ではまだ本誌として把握しきれていません。

SMBC Group is set to make the operator of V-Point a consolidated subsidiary.
We had previously assumed that V-Point had already been acquired by SMBC Group.

In fact, SMBC Group had already acquired shares in the V-Point operating company, but this time, through an additional stake purchase, it will secure a majority of voting rights and make it a consolidated subsidiary.

From the consumer’s perspective, the most impactful move was SMBC’s launch of the “OLIVE” service. Under this program, customers could receive more than 10% in reward points on purchases if certain conditions were met. While this was highly attractive to consumers, it likely represented a significant marketing cost for SMBC.

Looking back, this appears to have been a form of test marketing. With a partial stake and some voting rights, SMBC was able to implement initiatives and measure their effectiveness.
The decision to increase its stake now suggests that the results were positive to a certain extent. That said, the company is still burdened with high marketing expenses, and the focus will likely shift toward cost recovery going forward. However, the specific strategy and outlook for this phase remain unclear at this point.

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