KKRが日本でプライベートクレジットに参入するということです。
プライベートクレジットとは企業向け融資で、とくに金融機関が対応しきれていない中小企業への融資に取り組みたいということです。

まず日本で銀行業の免許をとらないといけませんが、そのあたりの手続きについてはKKRがもらずはずはないでしょう。
一方で日本では信金や地銀で中小企業向けの融資は行われています。信金がリスクが高いといって融資できない先に、KKRがリスクをとって貸し出すほど融資額は大きくないはずです。

当然ハイリスクの融資となりますから、リターン＝金利も高くなります。

KKRは投資ファンドですから、ハイリスク・ハイリターンの商品には慣れていますが、exitの方法として上場（再上場含む）がある一方で、融資ではそれはありません。したがって、KKRにとっても魅力はほとんどない領域ではないかと思うのです。

KKRがこんなにやってるのにダメじゃない。地銀はなにやってんの、私達が主導で再編やるぜ、もちろん最後は大型上場させますよ、というストーリーの前振りになるのかもしれません。

低PBR銘柄には多くの銀行がリストされています。

https://finance.yahoo.co.jp/stocks/ranking/lowPbr?market=all&term=daily&page=1

KKR is entering the private credit market in Japan, focusing on lending to small and medium-sized enterprises (SMEs) that traditional financial institutions are reluctant to finance. Although KKR needs to obtain a banking license in Japan, their expertise in high-risk, high-return investments positions them well for this venture. However, unlike typical investment exits such as IPOs, lending lacks clear exit strategies, making it less attractive for KKR. This move might be a prelude to restructuring and eventually listing low PBR banks, demonstrating KKR’s influence in Japan’s financial sector.

For more information on low PBR stocks, you can check the list of companies here: Yahoo Finance PBR Ranking.

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