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長期国債金利がマイナスになる要因とその後

新規国債の10年物の金利がマイナス0.135%と過去最低になったと報道されています。

さらに長期の20年以上ものの国債はプラス金利のため、国債を買い求める生保を始めとした金融機関がこれらを買い占め、利回り低下圧力が集中し、10年物がマイナス金利になったと記事では解説されています。

金利は、一般的に長期のほうが高くなります。貸す側から考えると、長いこと元本が戻りませんし、貸出期間が長ければ、貸倒=回収不能の可能性が高くなるわけですので、これは止むを得ません。そして、金利低下が進めばマイナスになることも理論的にはあるはずです。したがって、このような結果は理解できます。

ここからは、ご存知の方からぜひご教示いただきたいのですが、このようにマイナス金利がついた国債の行方です。最終的にどうなるのか、ということです。

おそらくは日本銀行が買い入れることになると思います。彼らは利息を支払って国債を買っています。そして、一部の金融機関への貸付の一部にはマイナス金利をとりいれているので、結果として行って来いになるようにも思えます。しかし、マイナス金利はこの「経営者のための実践ファイナンス」ビデオでも述べたように、ほんの一部にしか適用されていません。

となると、このマイナス金利相当分は日銀がすべてを被る=最終的には国民負担になる、とイメージできるのですが、この考え方が正しいのか、少し?です。


 

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