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カローラが買えなくなってしまった理由は日本が成長していないだけなのか

トヨタの代表的な大衆車であるカローラですが、もはや庶民には手が届かない価格になってしまいました。
これは、日本経済が成長していないことの象徴ともいえる話です。

現在、カローラの価格は約240万円であり、日本の平均年収は約430万円です。
この価格を年収で割ると「カローラ指数」は0.55となります。
つまり、年収の50%以上をカローラの購入に充てなければならず、平均的な収入では購入が難しくなっているということです。

かつてこのカローラ指数は0.3程度であり、年収の30%ほどで購入できる価格帯でした。

日本経済が成長していないことがその主な理由ですが、もう一つ重要な要素として自動車が「国際価格」で販売されるようになったことが挙げられます。

トヨタだけでなく、業績不振とされる日産やホンダも、グローバル市場で競争する企業であるため、
その製品価格も世界基準となり、日本国内の経済成長が停滞している間に、車両価格だけが上昇してしまったのです。

Toyota’s flagship mass-market car, the Corolla, has become unaffordable for the average consumer.
This reflects Japan’s stagnant economic growth.

Currently, the Corolla is priced at approximately 2.4 million yen, while the average annual income in Japan is around 4.3 million yen.
Dividing the car’s price by the annual income results in a “Corolla Index” of 0.55.
This means that purchasing a Corolla now requires more than 50% of an average person’s annual salary, making it difficult for the average earner to afford.

In the past, the Corolla Index was around 0.3, meaning it was possible to purchase a Corolla with about 30% of one’s annual income.

The primary reason for this shift is Japan’s stagnant economic growth, but another crucial factor is that automobiles are now priced at international market levels.

Not only Toyota but also companies like Nissan and Honda, which have struggled financially, are competing in the global market.
As a result, while Japan’s domestic economy has remained stagnant, vehicle prices have continued to rise in line with global pricing trends.

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