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ローソンにKDDIがTOB、非上場化+三菱商事と共同経営体制へシフト

ローソンに対し、KDDIがTOBをかけるということです。

59ページのリリースが出ています。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/ir-news/2024/02/06/pdf/press_20240206_02.pdf

ざっくりまとめると

現在、ローソンの筆頭株主で50%超の株式を持つ三菱商事と2%強の株式を持つKDDIがローソンの非上場化を目指すことになったということです。

順番として、KDDIがTOBをかけます。それによって三菱商事以外の株主から株式を買取ります。
全員の株主が同意はしないでしょうから、それについては株式併合を使ったスクイーズアウトにより、KDDIが三菱商事以外の株主から株式を買い取ります。その後、三菱商事とローソンで株式を異動させ、結果として50%:50%の株主となり、ローソンを非上場化させます。

本誌では、非上場化のメリットを最近述べており、これは上場企業の非上場化の新しいパターンといえるでしょう。
買取金額については、上記のリリースでも相当なページを割いており、株主からの訴訟対応、納得をしてもらえる金額にした、というプロセスが相当な分量で記載されています。

本誌は50%:50%の合弁会社には否定的です。順調なときはよいのですが、大きな決断をするときに、決断ができないからです。
それはよいとして、50%:50%の株主構成が実現したあとの機関構成も代表者や取締役も三菱商事とKDDIから同数出す、というのが基本のようで、本当に大丈夫なのだろうか、という不安があります。

三菱商事はこのディールによって、ローソンが連結子会社から持分法適用関連会社になるとリリースしています。
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2024/files/0000052860_file1.pdf

KDDIがローソンを子会社にするのか、関連会社にするのかは、今のところ明記されている箇所を本誌が見つけられませんので、確認できしだい追記したいと思います。

ーーー以下、ChatGPTによる英訳ですーーー
KDDI is planning a TOB (Takeover Bid) for Lawson, in partnership with Mitsubishi Corporation, which already holds over 50% of Lawson’s shares. KDDI aims to buy shares from other shareholders, leading to a possible squeeze-out if not all agree. The goal is to make Lawson a privately held company, with Mitsubishi Corporation and KDDI each holding a 50% stake. The magazine has raised concerns about the effectiveness of a 50:50 joint venture, especially in decision-making during critical moments. The details of the deal, including the buyout price, are comprehensively discussed in KDDI’s release. Mitsubishi Corporation’s release indicates that Lawson will move from a consolidated subsidiary to an equity-method affiliate. The exact nature of KDDI’s future relationship with Lawson is yet to be clarified. For more information, refer to the [KDDI Press Release](https://news.kddi.com/kddi/corporate/ir-news/2024/02/06/pdf/press_20240206_02.pdf) and [Mitsubishi Corporation’s Release](https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2024/files/0000052860_file1.pdf).

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