ソニーの営業利益減少は、減損を営業内で処理しているため。日本基準なら特別損失で営業増益
ソニーが業績修正をして、営業利益が下方修正したと報道されています。
まず、ソニー自身のリリースを確認しておきましょう。
○デバイス分野におけるカメラモジュールの長期性資産の減損計上、及び2015年度連結業績見通しの修正のお知らせ
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/news/20160421J.pdf
***以下、引用***
***引用、ここまで***
増収にもかかわらず、営業減益になっているのは、カメラモジュール事業の減損処理を営業費用として処理しているためです。ソニーは米国基準で決算を組んでおり、基本的には特別損益がありません。日本では当然のように特別損失として計上されている減損損失が営業費用として計上されます。
したがってソニーが日本基準を採用していれば、営業減益にはならなかったわけです。これはIFRSでも同じで、減損損失は営業内で処理されます。
特別損失とは、そもそも臨時、異常なものです。減損損失がその定義に当てはまるのか、正直微妙です。しかも減損は投資の失敗ですから、当然本業の、経営者の評価の基準となる営業利益では考慮されると考えるのが自然でしょう。
だいぶ少なくなってきた日本の会計基準とグローバルスタンダードの違いの1つです。
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa
ソニー、営業益4.2倍の2900億円 予想は下回る :日本経済新聞 https://t.co/2kKfynuxmW
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