LIXILが子会社の破産で持分法投資損失が410億円発生?
この記事、大きな問題になりそうだが、内容を見ても分かりづらいので、まずは以下リンク先の日経の記事を引用しておく。
問題の企業はジョウユウという会社で、LIXILの本件に関するリリースによると、LIXILが間接的に72.3%議決権を持っているとのことだ。この親会社であるグローエは、今年4月にリクシルが追加出資をしたのち、子会社となった。そして、その子会社、LIXILにとっては孫会社のジョウユウはLIXILの連結対象ということになると想定される。グローエの子会社化についてのリリースはこちら。
したがって、今回、損失が発生する可能性のある対象は、今年の3月以前の決算となり、その時点ではグローエは持分法適用の関連会社であり、連結子会社でない。よって、その子会社であるジョウユウもLIXILの持分法適用会社となる。その結果、そこで発生する損失は持分法投資損失となるわけだ。
それにしても、LIXILが出資した時点、今回の追加引き受けにあたっては相当慎重な財務調査がされたはずだ。それでもここまでこれだけ重要なことがわからず、さらにこの会社の債務保証までしているというのは、LIXILの経営陣に甘さがあったのか、かなり用意周到な粉飾決算をジョウユウがやっていたのか、のいずれかであろう。後者であった場合、当然損害賠償問題となるだろうが、その解決までには時間も金もかかることだろう。
アメリカン・スタンダード、グローエと海外展開を積極的に進めるLIXILとしては大きな痛手だろう。
*******以下、引用*******
*******引用ここまで******
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa
LIXIL、独子会社の破産申請検討 410億円の損失も :日本経済新聞 http://t.co/xzjzmUA0Pk
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