M&Aのハウツー

日本のエレクトロニクスメーカーの行方

東芝がパソコン事業を再編し、900人の人員削減をすると報道されている。ソニーの業績も悪い。
昨日のSOAP勉強会では、JVCケンウッドとパイオニアをとりあげた。

2社とも業績に苦しみ、リストラをした結果、JVCは官公庁案件へパイオニアはカーナビなどのカーエレクトロニクスへ注力していくようだ。

短期的にはこのような政策は功を奏するだろう。しかし、長期的には日本の官公庁案件は財政悪化の影響から小さくなるはずだ。カーナビもアジア新興国ではすでにタブレットにとって代わられている。低価格競争に将来的になるのは間違いないだろう。

ソニーはどうか。トータルでは業績が悪いが、金融、アミューズメントが業績を支えている。メーカー部門をやめればピカピカの企業になる。IBMやGEは常にビジネスのポートフォリオを見なおしている。中国、韓国のエレクトロニクスメーカーは規模の経済をとり、各分野でシェアを伸ばしている。要するに変わるしかないのだろう。

右肩あがり経済のもとではトップでなくても、利益はでる。右肩下がりの経済になると、そうもいかない。日本の飲食業がよい例だ。系列化が進み、低価格で品質の高いレストラン、フードチェーンがたくさんできた。その一方で、日本のどこにいっても同じようなレストランが並んでいる。それが嫌な消費者は個人経営の店のような、特徴のある店へ足を運ぶ。

徹底的に規模、効率化をとるか、特徴をもったニッチ分野を磨くか、大きくわけるとその方向性に収斂されるのではないだろう。その前提で考えると世界シェアトップのDJ機器ビジネスを売却するパイオニアには一抹の不安を感じる。

 

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