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スモールM&A現実と成功のための12のポイント:ポイントその8 本当のウチの味方を探しましょう

スモールM&A現実と成功のための12のポイント:
ポイントその8 本当のウチの味方を探しましょう、についてです。
動画はこちらです→https://www.youtube.com/watch?v=oqNPadA7JaU&t=2642s

次、8番目になります。
「本当のウチ」皆さんの会社にとっての話になりますが、本当の味方とは誰なのか。顧問弁護士、顧問税理士は確実に皆さんの会社の味方なのです。間違いありません。では、彼らにM&A、買収の相談をしておけば万全なのか。これは、ケース・バイ・ケースです。

一般的に優秀な弁護士・税理士の方というのは、リスク管理に強い。弁護士というのは、会社に損をさせない。税理士というのも基本的にそうです。損をさせないというのが、彼らのファンクションだと思っています。なので、優秀な方であればあるほど、買収いいんじゃないんですか、でもこんな点、こんな点、こんな点にリスクがありますよね、社長どうしますか。というような話をおそらくしてくるはずです。優秀な皆さんの本当の見方の専門家の多くの方というのはですね。

で、「ウチ」(皆さんの会社)を思って反対をすることもあるはずです。と書いてありますが、顧問の先生にこの会社買収したほうがいいかな?と相談して、やめておいた方がいいんじゃないですか、あるいは、こんなリスクがあるけれども大丈夫ですか?と言われてやめてしまう。これは結果的にこれで良いということもあると思うんですけれども、これだけだと足りないんですよ。だって、彼らはリスク管理の専門ですから、社長のことを考えて、こんなリスクもあるよ、気をつけてやらないというふうに、良かれと思ってアドバイスをくれています。M&Aというのはリスクだらけですから、大抵の場合これは正しいんです。

じゃ、なんでやるんですか?そうは言ったって、確かにリスクはあるけれども、今のまま事業を続けていったところで、10年後にうちの会社があるかどうかはわからない。そんな会社たくさんあると思うんですよ。だから、規模をとっていかなければいけない。少し領域を増やしていかなければいけない。販路を広げていかなければいけない。扱える商材を増やしていかなければいけない。その一つの手段として、今回のM&Aを考えています。

要は、上振れ要因がたくさんあるんですよ。で、これだけ可能性がある、業績が上振れする要因があるので、買収を考えていると。だから、先生たちの意見も聞きたい。マイナス要因はどれだけあるのか、トータルでプラスであればちょっと抽象的ですけれどもちょっとイメージを持って頂きたいので、あえて抽象的に話すと、トータルでプラスであれば買収すると意思決定していいんじゃないですかということです。なので、顧問の先生は間違いなく味方なんですよ。味方なんですが、M&A、買収を検討するという感覚で言うと、ちょっと論点がずれてしまうということが多いです。なので、そこだけ注意しておいて頂きたいと思います。

戦略コンサルというのは味方になり得ますけれども、戦略の丸投げというのはやめた方がいいと思います。戦略を決めるというのは皆さんの仕事ですから。例えば、この業界に出ていきたい。でも知見がない。だから、この業界の分析をしてくれというような戦略コンサルというのはコンサルタントに頼むことは、僕は全然ありだと思っています。

そうではなくて、うちの会社どうしていいのか全然わからない、とりあえずM&Aがしたい、どうしたらいいかなというふうに戦略コンサルに丸投げをすると。今ものすごく馬鹿そうに言ってますけれども、表現の仕方が違いますが、側から見るとそういうふうにコンサル使っているとしか思えないケースというのは結構ありますよ。社長が知らないだけで。

なので、やはり社長が関わっていないと、自分が中心となってスタッフを使って買収、売却を考えていかないとダメだと思います。で、大事なことは、弁護士・税理士・コンサルタント・アドバイザーも含めてなんですけれども、まず本当にウチの味方になる方を探さないといけないんですが、その味方をコントロールできる力というのが必要です。さっき言ったように、弁護士から悪いことばかり言われると。でも彼らの仕事はそういうことなので、言い方は悪いですけれども、それを跳ね返せるような上振れ要因、これだけ可能性があるんだと、リスクがあるのは先生方に言われてよくわかったと。でも、トータルで考えてやるべきなんだと。先生たちも理解してくれると。

それでも気をつけておかなければいけないリスクって一体何があるんだと、あるいは、契約で一体どういうものを入れなければいけないだろうと、税金を払うときにどういうことに注意しなければいけないんだろうと、脱税になったら困りますからね。契約違反になったら困りますからね。というようなことを、オーナー社長が中心となってコントロールできなければいけないと思います。もちろん、弁護士よりも法律の知識をつけろということではありません。それはたぶんそれは無理です。そうではなくて、ビジネスを進めて発展させていくためにM&Aをやっているわけなので、その目的のために彼らの力を借りると。そういう力を作っていくということが大事だと思います。

一番いいのは、弁護士・税理士等でそういったバランス感覚も含めてアドバイスできる方がいるとベストなんですけれども、これは結構難しくて、巡りあわせの観点もあるかなと思います。なので、きちんと皆さんの味方である専門家、アドバイザーも含めて、意思決定者である社長がコントロールできるように知識をつける。で、困ったというときに相談できる相手を作っておくということが、ここでのポイントかなと思っています。


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