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スモールM&A現実と成功のための12のポイント:ポイントその7 自分たちで「良い案件」を探せないのか?

スモールM&A現実と成功のための12のポイント:
ポイントその7 自分たちで「良い案件」を探せないのか?についてです。

動画はこちらです→https://www.youtube.com/watch?v=oqNPadA7JaU&t=2438s

まず、自分たちで「良い案件」を探せないのでしょうかという論点です。この「良い案件」というのが結構曲者で、「良い案件」って定義できますか?意外と難しいんですよ。

「良い案件」というのは、めちゃくちゃ抽象的な表現なので、まずそもそも自分で自分の会社に何が必要なのかというのを調べ抜きましたか?考え抜きましたか?そのために、自分の業界、あるいは新規事業を取りにいこうと思ったら、その業界を本気で分析していますか?もっと大事なことは、社長は関わっていますか?経営トップです。

M&Aというのは、売るにせよ、買うにせよ、極めて重要な経営判断です。しかも、不確実性はめちゃくちゃ高いです。この会社を買ったら100%成功するなんていう保証は100%ないです。将来を見通さなければいけない。しかも、自分たちに圧倒的な経営力があって、買おうとしている会社を変えていかなければいけない。発想もめちゃくちゃ必要ですし、ものすごく分析をした、発想をした、チェックもした、デュー・ディリジェンスもしたと言ったって、当初の想定通りに動かないことだらけです。

だって今まで縁もゆかりもない会社を買って、そこの人たちを使って経営していくわけですよ。簡単なわけありません。だからこそ、経営トップが関わっていないとうまくいくわけないのです。なので、社長が動かないと「良い案件」なんて探せません。そもそもうちの会社にとっての「良い案件」という定義ができません。じゃあ、そういうような準備ができている会社であれば、明確な買収ターゲットや予算が決まっていますか?こういう会社が欲しい、予算はここまで、で、意思決定はこういう形でします、しかもそれ公開してますか?できればインターネットのHPにも載せてしまった方がいいと思います。

M&Aのマッチングサイトをやっているような会社でも、うちの会社はこういう会社ですと、この先こんなことを考えています、だからこんな会社があったら買収したい、どんどんうちのアドバイザーに言ってきてくれというような露出の仕方をしているサービスも出てきています。中には、インターネットのHPに買収の報酬を載せているようなところもあります。

業界内であの会社は買収に実績があるということになると、直接買ってくれませんかという相談もきます。あるいは、いわゆるブローカー的な立場の方々が、あの会社は今まで何件も買ってうまくいってると。案件紹介しようと。これはアドバイザーも同じですが、というふうになってきます。

これは買いたいという方にとってのお話なのですけれども、まず自分たちで明確な買収ターゲットや予算などを決めます。で、それを積極的に外にもアピールしていかないと。で、それによって向こうからも来るという門戸を開いておかなければいけないと思います。で、こんなことをやるのであれば、経営トップが関わっていないとなかなか難しいです。現場に丸投げしてできる仕事ではないのじゃないかなと僕は感じています。


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