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EBITDA15倍では、投資金額を15年間では回収できません!!

世界の投資ファンドの資金調達額が10年ぶりに減少した、ということです。

ファンドが、調達した資金をもとに投資をする際のEBITDA倍率が15倍くらいになっていて、投資回収に15年間かかると記事にありました。

ちょっと待った!!!

すごいありがちな間違いです。記事にもあるようにEBITDAは、利息、償却、税金控除前利益です。簡単にいうと、税金負担前のフリー・キャッシュ・フローです。当然、税金を負担しなければなりません。たとえば、年間1億円のEBITDAが見込まれる会社をEBITDA倍率15倍で買収すると、15億円となります。これを回収するには、年間1億円のEBITDA、税金負担前のフリー・キャッシュ・フローから税金負担、たとえば30%とすると、7,000万円しか残りません。15億円÷7,000万円ですと21年間以上かかる計算となります。

EBITDAはそもそもハードの負担の多かった、20年くらい前のIT企業が償却の負担とか利息の負担とかなければ、実際はこれくらいキャッシュ・フロー稼いでいるんだよ、ということ自分からアピールするときによく使われていたもので、「自分の会社の業績をよく見せたい」ときによく使われたものです。

勘違いすると偉いことになります。基本からしっかり抑えていくようにしましょう。


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