M&A News

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マイクロM&Aにおける相手の探し方

マイクロM&Aにおける相手の探し方です。これが一番むずかしいです。本誌で何度かご紹介している三戸さんの本でもあまり触れられていない部分です。

理由は明確で、まだまだマーケットとしてきちんと成立していないことが原因です。

したがってこれまでメディアで紹介されているような、マイクロM&Aの成功者は、本気で相当足を使って、案件を探しています。

たとえばトランビ、最大のM&Aマッチングサイトです。しかし、毎日新規で登録される売り案件は4−5件に過ぎません。地域、業種、その他の条件が皆さんにあう確率はまだまだ低いです。

国の運営する事業承継引継支援センター。センター間の情報連携、あるいは基本的な情報を得るために、わざわざ、その取扱センターへの来社を求めることがあるなど、まだまだ改善の余地があります。

それ以外にも、マイクロM&A案件をとりあつかうマッチングサイトは、たくさんありますが、まだまだ不動産のようにはいきません。

皆さんが知るべきことは、M&Aの案件は不動産のようにたくさんない、ということです。したがって、皆さんのご要望にマッチする案件がまだまだないわけです。

したがって、

1)自分でM&A業者、引継ぎ支援センター、マッチングサイトをしっかり調べて、自分がほしい案件があるものか、あるいはそもそも難しいのか、ということを知っていただく必要があります。

2)自分がほしい案件を明確にして、M&A業者に、明確な条件を伝えておくべきです。そして条件があえば真摯に検討することを伝えるべきです。マイクロM&Aは、人の関係性が、大きな企業よりもより重視されますので、M&A業者=アドバイザーも、最も真摯に動いていただき、検討していただき、ひいては買収後、しっかりと経営してくださる方へ情報提供を優先してしていくのが実情です。

3)さらに、ご自身のネットワークも広げ、M&A業者に頼らず、買収に関する情報がはいってくるように動くことも重要です。

厳しい状況ですが、まだまだ世間で話題になっているほど、このマーケットは成熟していません。ご自身の足で情報を稼ぐ、ということが現時点ではもっとも大切かつ有効なやり方です。

ここまで手をかけるつもりはない、という方には、まだまだマイクロM&Aに手を出されないほうがよいでしょう。

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