マイクロM&A実践にあたっての売り手の留意点
マイクロM&A実践にあたって売り手の注意点について触れてみます。
売り手は売る目的をはっきりすることです。
1)exitとして、これまで頑張った分を金銭的にも評価してもらい、高値で売却したい
2)業績が厳しいので、支援を受ける形で売却したい
いずれにしても、買い手が希望すれば、しばらく経営を続けるつもりでいたほうが、選択肢は広がります。買い手もやはり経営者が必要なことが多いからです。
マイクロM&Aにおいて2)のように業績が厳しい場合には、経営者に問題があることも多く、買い手が希望しない場合には経営は続けられません。
ここで、1)の場合ですが、高値で売れるような準備が必要です。
たとえば、オーナーであるあなたがいなくなっても、仕事が回るようにしておく必要があります。そして、月次、事業別の損益管理などは必須です。契約書の管理なども時間をかけてでも整理すべきでしょう。
ビジネスもよい、経営管理もよい、でなければ高値での売却は難しいです。
2)の場合には、売り手の手取りはなくても、実質上タダでも売却できるものならラッキーというスタンスでいてください。そのまま放置すれば赤字垂れ流しなわけですから、原状回復、スタッフの退職、賃料の解約までの支払いなどを考えれば、それまでいくら投資をしていようとも、タダでも譲渡したほうが得です。その割り切りができないようであれば、2)の状態での売却は難しいと考えてください。
本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。M&A仲介・アドバイザーを事業としたい方・既にされている方へ | |||
---|---|---|---|
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
JMAA認定M&Aアドイザー資格取得およびJMAA会員に入会 | ・資格詳細とお申し込み | 入会金33,000円 月会費11,000円(1年分一括払) | - |
案件サポート制度 | JMAA会員が初めてM&Aアドバイザリー業務に取り組む場合、あるいはすでに何度かアドバイザリー業務に経験があっても、難易度が高い案件の場合のための、JMAA協会が会員に伴走して案件成約に向けて協力する制度です。 お申し込みは当協会ご入会後にお知らせします。 | JMAA正会員の関与する対象案件の成功報酬の50% | - |
買収を検討されている企業団体様へ | |||
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
買い手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 追加相談サービス 33,000円/1時間 | 1時間〜 |
売却を検討されている企業団体様へ | |||
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
売り手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 | 1時間〜 |
M&A実務を体系的に学びたい方は、M&A実務スキル養成講座
メルマガ登録はこちら
大原達朗の経営リテラシー-自ら考え、行動しよう-