マイクロM&Aで使うスキーム
マイクロM&Aで、これでないと駄目というスキームはありませんが、結果的によく使われるのが、事業譲渡です。
株式譲渡と異なり、事業譲渡は、譲渡したいものだけをスパッと受け渡しができます。また例えば譲渡対象の従業員の方などの契約は、買い手と改めて契約をしなおすことになりますので、過去のリスクとも切り離せます。その結果、デュー・ディリジェンスも簡便的にできることが多く、経営管理が必ずしも十分でないマイクロM&Aの場合にはよく使われるわけです。
一方で事業譲渡の場合、最終的にオーナーの手取りが株式譲渡よりも低くなる可能性もあり、売り手にとっては必ずしもメリットだけではありません。
売り手にとってメリットのある株式譲渡をマイクロM&Aで使いたい場合、対象事業の経営管理がきっちりされていて、買い手がリスクがないことをしっかり確認できる状態になっていることが必要です。これは実際にはスキームだけでなく、売却金額をあげる要素にもなります。
具体的には、以下のようなひと目見ると当たり前のようですが、実際に本誌があつかってきたスモールM&Aではほとんどできていないものです。足りていなければ1年くらいかけて、準備をしっかりする必要があります。税理士に頼んでいるから大丈夫だろう、ではほとんど大丈夫じゃない、ということが実態です。
・店舗別、事業別、月次の収支がきちんと把握されており、根拠資料も整理されている
・契約関係(取引先、従業員との契約など)が整理されており、根拠資料も整理されている
・人の継続雇用の見込みがたっている
M&A仲介・アドバイザーを事業としたい方・既にされている方へ | |||
---|---|---|---|
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
JMAA認定M&Aアドイザー資格取得およびJMAA会員に入会 | ・資格詳細とお申し込み | 入会金33,000円 月会費11,000円(1年分一括払) | - |
案件サポート制度 | JMAA会員が初めてM&Aアドバイザリー業務に取り組む場合、あるいはすでに何度かアドバイザリー業務に経験があっても、難易度が高い案件の場合のための、JMAA協会が会員に伴走して案件成約に向けて協力する制度です。 お申し込みは当協会ご入会後にお知らせします。 | JMAA正会員の関与する対象案件の成功報酬の50% | - |
買収を検討されている企業団体様へ | |||
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
買い手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 追加相談サービス 33,000円/1時間 | 1時間〜 |
売却を検討されている企業団体様へ | |||
セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
売り手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 | 1時間〜 |
M&A実務を体系的に学びたい方は、M&A実務スキル養成講座
メルマガ登録はこちら
大原達朗の経営リテラシー-自ら考え、行動しよう-