パナソニックが尼崎のプラズマ工場を譲渡すると報道されている。同社の業績推移は以下のとおりで、２期連続最終赤字から脱却している。今期の見込は売上８兆円、営業利益４，３００億円、税前利益３，０００億円、税引後利益が１，８００億円となる見込だ。

減益増収基調から、リストラの結果、業績を回復させてきていることが読み取れ、今後は増収見込ということは、M&Aも含めた攻めの姿勢に転じるということだろう。

歴史のある企業は、業績が悪化したときに売却できる資産もあるし、売上を減らしても利益を出せる事業を持っているという点では、歴史の浅い企業と比較すると本当に強い。そして、企業は看板は同じでも、中身は変わっていかなければ生き残っていけないということをあらためて認識することができる。

生き残っていくためには、環境への対応が必要。規模が大きくなった場合には変化のときに、耐えるだけの体力も必要、ということになるだろう。

出処：パナソニック アニュアルレポート
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

出処：パナソニック決算短信
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

パナソニック、尼崎のプラズマ工場譲渡　10月末　　：日本経済新聞 http://t.co/OPAj1cfOEs

2015/10/09 06:45:33

 

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。