最後に、協会について簡単にご説明をしたいと思います。財団法人です。一般財団法人の日本M&Aアドバイザー協会と言いまして、何をしようかというと、一つは潜在需要を顕在化していかなければいけなと思っています。M&Aに少しでも興味を持っていただける方に今の実際のM&Aの情報を提供して、少しでもM&Aに前向きに取り組んでいただくという啓蒙活動が一つ大事かなということです。あとは、アドバイザーを目指される方々に今のM&Aの実際の状況をお伝えすることと、お配りしている資料の中にもありますが、Mアドバイザー開業・実績講座と、開業・養成講座という講座をご提供させていただいております。

その後に認定資格と、あとはM&Aアドバイザーとしてビジネスをされる場合には情報交換ができるデータベースがあります。定例会というのを月に1回やっていますけれども、定例会における情報交換をします。あとは細かいところで言うと、会員向けのメーリングリスト等で情報交換ができるようになっています。

また、これからM&Aの実務を始められる方について言うと、仮に案件があったとしても始めてやるときというのは相当不安だらけですので、そういう場合には協会の理事なり正会員がサポートさせていただくというバックアップの体制も準備しています。

こういう形で、まだまだ潜在的で顕在化しているのはごく一部ですけれども、そのごく一部を取りあえず捕まえてビジネスをやっている方が理事なり会員の中に多くいます。彼らから何かを盗み取っていただくこともだし、根本的にはそれだけではなくて、今の潜在マーケットを顕在化していくことをご一緒させていただけると、非常にありがたいなと思っています。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。