第一三共がランバクシーをインドのサン・ファーマと合併し、結果、持株比率が従来の６３．４％→９％に減少し、実質売却することになると報道されている。

第一三共のリリースを確認しても詳細には触れておらず、以下リンクの日経記事のほうが詳しい。
ランバクシーはインドのジェネリック製薬企業で特許切れ問題を常に抱える製薬会社としては、どうしても補強しておきたい分野だった。約5,000億円で買収し、これまでの損失は日経記事によると4,500億円。

品質問題があり、アメリカへの輸出禁止措置が出た際に、社内では買収に慎重論がでたが、押し切って買収を進めたという。この背景には、旧第一グループと旧三共グループの争いもあり、ランバクシー案件については旧第一グループの案件で、旧三共はこれを機に旧第一に圧力をかけているという内容も含まれている。

記事の正確性は不明だが、このシンプルなリリースに対して、以下の日経の記事は詳細が記載されており、日経にかなりの情報提供をしている内部者がいる可能性もある。いずれにしても本件についての日経記事は情報のボリュームもかなりあるので、一読をおすすめしたい。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

第一三共、失策続きの６年に終止符　印子会社を実質売却　　：日本経済新聞 http://t.co/WXNzyfoXBU

2014/04/08 06:09:19

 

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