オンキヨーが子会社株式（デジタル・アコースティック）をダイコク電機へ一部売却するが、その持分比率は3.25％（売却後のオンキヨーの持分比率80％→76.75％へ下落）で金額が１千万円。

この結果、オンキヨーとダイコク電機は技術交流を通じて遊技機の回路基板などの開発を強化するとのことで、いわゆる資本業務提携の１つなので、この持分比率には違和感はないが、金額が非常に安いのは気になる。１千万円で3.25%ということは100%でも３億円くらいということになる。リリースを確認すると今回の対象会社の資本金は約３億円なので、いわゆる昔で言う額面での取引と言ってよいだろう。

疑問なのは、この程度の金額の情報をどうしてリリースする必要があるのか、やや？な部分だ。適時開示項目を見るだけではこの取引が開示がマストのようには見えない。

業績の低迷の続く同社では、少しでも前向きな情報があれば、積極的に開示していきたいということだろうか。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

オンキヨー、子会社株式の一部を譲渡　ダイコク電機に　　：日本経済新聞 http://t.co/DUajhgWv5U

2014/03/25 08:18:58

 

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