マイクロM&Aの成功要因についてお話をしましょう。
これは、あまりサイズの大小には関係ありません。いくつかありますが、大切なことにしぼってお話をしておきます。

なにより大切なことは、

買収したら、いつ、誰が、何を、どうする、ということをはっきり決めておくことです。

特にマイクロM&Aの場合、ビジネスはシンプルです。したがって、改善点もはっきり分かるはずです。

たとえば、

仕入れを見直して原価率を下げる、
人の採用をする、
数値管理をしっかりする、

などです。

問題が分かれば、それをいつ、誰が、何を、どうやって解決するかをはっきりさせておくことです。
これができれば、買収後の事業計画も明確になりますので、適正な買収金額や条件もよりはっきりするはずです。

条件があわなければ、買収しなければよいだけです。あるいははっきりしないなら、やめておくべきです。
かなりシンプルですが、意外とできていないものです。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。