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ソフトバンク(スプリント)がT-mobileとの統合中止申し入れを急に決めた理由

ソフトバンクが子会社のスプリントと統合中止申し入れをすると報道されています。

ソフトバンク子会社のスプリントはかつて米国内でシェア3位であったものの、T-mobileに抜かれ、シャア4位におちています。1位、2位のベライゾン、AT&Tにはシェアも遠く(https://www.statista.com/statistics/199359/market-share-of-wireless-carriers-in-the-us-by-subscriptions/)、3位4位連合の統合は、ソフトバンクがスプリントを買収した直後から、検討されていると報道もされてきました。

いよいよその統合目前で、ソフトバンク支配権をとれないことが確定し、統合を中止しました。1つはT-mobile主導の交渉を自分達の主導権をとるためのある意味の攻撃であり、それでもやはり統合が出来ない場合には、自分達主導で、米国での携帯電話ビジネスをあらためて進めていく意思の現れでしょう。

ここまで統合の話が進んでいたということは、おそらくソフトバンクにとって、財務的には十分合理的な条件がでてきていたのだと思います。しかし、経営は金勘定だけではできません。ソフトバンクは自分たちで米国の携帯ビジネスをやる、と決めたのでしょう。決めた以上、結果を残すしかありません。M&Aアドバイザーとしてはここまで決まりかけた話が、ブレークすることは大変辛いことですが、経営はアドバイザーがするわけでもありません。ソフトバンクの意思決定を尊重し、今後、この判断が正しかったといえるように結果を残せることを期待したいと思います。

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