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頑張るイオン決算から見える将来の日常とイオンの課題

イオンが業績をあげてきています。中間決算が前記赤字から黒字へ転換、その原因はスーパーマーケット部門の立て直しが要因と報道されています。詳しくみていきましょう。

今回のイオンの決算短信をみておきます➝http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1517973

セグメント情報を上記の決算短信から引用します。GMS部門、これがスーパーマーケット部門ですが、半期で売上が1兆5,000億円以上あるのに、100億円の赤字です。スーパーマーケット部門はものすごい売り上げにもかかわらず赤字なのです。この傾向は過去からあり、いつまでもスーパーに行けば、安く買えるという常識が通じなくなる可能性があります。スーパーではもう少し値上げをしないと、もうイオンもやっていけない可能性があるのです。

***以下、引用***

***引用、ここまで***

上記のセグメント情報の右下にはセグメント利益は85,040とあります。これはイオンの利益です。約850億円です。しかし、以下の記事では、利益は42億円とあります。以下をみればわかりますが、850億円は営業利益です。ここから税金を負担しますが、それでも380億円の利益が残ります。それと42億円の差は、非支配株主に帰属する利益であり、これはイオンの子会社ではあるものの、イオン以外の株主がいる場合に、その比率にあわせて、利益を配分するものです。

例えば100億円の利益のあるグループ会社があるとして、それをイオンが60%、その他の株主が40%持っている場合を想定してください。この場合の非支配株主に帰属する利益は100億円×40%の40億円であり、これはイオンの利益ではないため、PLの最後で控除することになります。

イオンは利益を稼いでいるグループ企業の多くにこうした非支配株主が存在しているということでしょう。イオンだけで勝手に処分ができにくい利益ですので、今後、こうした企業の株をイオンで買い集めていく、あるいはイオンが100%あるいは大半の株を保有するグループ会社の業績をより改善していくという課題があるといってよいでしょう。

***以下、引用***

***引用、ここまで***

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