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東芝半導体事業を日本企業が買わない、買えない理由

東芝の半導体事業に、外資4社が手を挙げていると報道されています。

なぜ日本企業が手を挙げないのでしょうか。理由は簡単で日本企業では東芝の半導体事業を買っても、稼げないからです。結果として高値で入札することができないという実状があります。

先日の記事(http://ma-japan.info/archives/6461)でも指摘したように、日本企業で半導体業界でトップ10にいるのは東芝だけで、他の企業はランクから姿を消しました。そして、1990年代に日本勢が半導体ビジネスを席巻していたときと比較して、1社あたりの売上が10倍になっています。すでに日本企業でそれだけの売上をあげられる企業はありません。

すでに日本企業は東芝を除き、半導体ビジネスでは完全に敗北しているわけで、それを引き取れる力のある企業はそもそもないわけです。東芝も1円でも高く売らなければ、本体が危ないわけで、高い金額を提示できない日本企業を相手にしている余裕もない、という極めて当然の状況があるといってよいでしょう。

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