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ニューヨークに出店するQBハウスはM&Aで株主が次々変わっています

QBハウスが、ニューヨークに出店すると報道されています。

QBハウスは、これまで創業者の小西氏がオリックスへ、オリックスがジャフコへ、ジャフコからインテグラルへ株式譲渡がされ、株主が転々としている状態です。

そんなQBハウスの決算公告がサクラバリョウ氏のブログに掲載されていますので、ご覧になってください。こちらは昨年の9月28日付ですので、最新のものもあるはずですが、キュービーネットのHPによると同社はホールディングス化を図ったこともあり、直近の財務数値が見当たりませんでした。

あいかわらず、HPでは売上、店舗数とも伸びています。株主であるインテグラルは上場させてexitを狙っているでしょうから、上記で紹介した前期におそらく減損を含め、財務会計上もかなり膿を出したのでしょう。営業損失である点は非常に気になりますが、減損により償却負担も減るはずですから、回復は見込めるでしょう。しかし、国内の需要はなかなか厳しく、都心部はよいものの、地方では地場の1,000円カットも頑張っています。本来は、こういった企業を買収していきたいのでしょうが、そもそも収益性が低いため、地場の1,000円カット企業を買収し、上場を前提とした管理体制を構築すると利益が出ないと判断しているのではないでしょうか。

活路は海外、ということになりますが、アメリカで利益が出せるのかは?です。日本では安さで伸びて行きていますが、ユニクロのように日本と途上国での金額を変えず、富裕層向けのブランドとして認知していただき、物価の安い国で高い売価を維持する、ということが必要になると思います。

ニューヨークはマーケティング目的でブランディングのためのものと思われますが、それであればアメリカでも出店を増やすはずです。アメリカで利益を出す算段があるのでしょう。

いずれにしてもQBハウスは上場へ向けて稼いでいかなければなりません。そのための施策を次々と打ち続けていかなければならない立場にいる、といってよいでしょう。

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