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ソフトバンクのガンホー株売却の流れ

ソフトバンクが、ガンホーの株を730億円で、9割売却すると報道されています。買い付け先は、ガンホーで自社株買いをすることになります。

ガンホーが本件について、リリースを出しています。条件は1株=294円で買い付け株式数が、2 億 4,830万株です。掛け算すると、約730億円になります。リリースにもありますが、ガンホーは現在キャッシュを856億円あり、730億円をこの自社株買いに使っても財務的に問題はないということです。

このブログにも書きましたが、ガンホーは昨年にも自社株買いでソフトバンク株を買い戻しています。このときに799億円でガンホーは引き受けており、合計で1,529億円です。

一方で2013年にガンホーの議決権6.37%をとるのにソフトバンクが250億円出資したことはこのブログでも触れました。

ガンホーは稼いだ利益の大半をソフトバンクに還流したわけですが、投資回収としては問題ありません。むしろこれが資本の論理で、リスクをとって出資した資金は、果実を得たあと投資家に返すのが通常です。ガンホーは1,000億円以上キャッシュをもっていても、投資して稼げる目処が立たなければ、投資資金は回収し、別の目的にあてる。これが投資活動の基本です。いやなら、出資を受けなければよいわけです。

またソフトバンクはアリババ株の一部も売却をしています。これも投資回収活動の一環でしょうが、なにか別の投資案件があるのではないかと思います。いずれにしてもこれだけの投資、そして多額の利益をあげられる企業はそうはありません。ビジネスパーソンとしては、彼らの動きをよく追っておき、自らのビジネスの参考にすべきでしょう。



 

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