ソフトバンクが売掛債権3,800億円を売却して、端末購入代金などに充当すると報道されている。
しかも前期15％ということだ。

おそらくその債権は回収に大きな問題のない、携帯利用等の債権であろう。

 

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

ソフトバンク、売掛債権3800億円売却　15年３月期　：業績ニュース ：企業 ：マーケット ：日本経済新聞 http://t.co/SYf0OWj6G8

2014/06/05 06:31:20

2014年3月末連結ベースで、ソフトバンクの売掛債権は1.6兆円あるので、この債権売却はほんの一部とみていいだろう。

 
さらに有利子負債は9兆円以上残っているので、この債権流動化だけでは根本的な解決にはならない。もちろんソフトバンクはアリババ株などまだ資金源をもっているうえに、業績悪いはずのスプリントを傘下に収めた昨年度も営業利益１兆円をあげている。まだまだt-mobileなど投資はかさむであろうが、3,800億円の債権譲渡がほんの一部にしかみえない、本当に大きな企業になった。

 
孫社長も目標を高くもって、やり続けるということをとにかく続けている。 今読んでいる稲盛さんの「京セラフィロソフィー」でも同じことが書いてある。そして、稲盛さんは誰にも負けない努力を続けると、述べている。私に何か大きなものが足りていない感覚がしばらくあったのが、これで見つかった。誰にも負けない努力だ。まだまだ余力がある。誰にも負けない努力をすることにする。

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