IPOを実現したいスタートアップ経営者のためのセミナー

「上場廃止になってしまう原因」と「上場の負担」


 上場廃止の原因というのはいくつかあります。MBOによるもの、それから内部統制の監査の制度が厳しくなって面倒くさくなった。つまり、上場維持コストが高くなったということです。上場を維持するためにお金が掛かります。何もしていなくても、上場している会社と上場していない会社では、年間のコスト負担にかなりの差があります。何でどれぐらい掛かるのかというのは、きょうこの後、説明を用意しています。そのことによって上場会社の数が減っています。これが一番大きい要因だと思います。上場するメリットというのは一体何なのか。これもきょう皆さんとぜひ考えていきたいと思います。

 上場していることによって、いろいろ負担があります。それと比較考慮した結果、どんどん上場したほうがよいと思っていた方が減ってしまって、上場するのは面倒くさいと思う方が増えてきているというのが実態です。これは日本もアメリカも同じです。むしろアメリカのほうが、上場維持コストが高いです。アメリカも新規の上場会社が数多く出てきているかというと、必ずしもそうではありません。例えば、Twitterも上場しました。Twitterは大変な赤字の状態で上場していますが、Youtubeは上場しませんでした。新規のIT企業で、かつ全世界に膨大な顧客を持っているような企業でも、必ずしも上場するとは限りません。上場には、良いところと悪いところがあります。IPOには良いところと悪いところがあります。ではそれは一体何なのか。それを押さえていければと思います。

 IPOを実現するために、IPOをした後に何が待っているのかということを正確に理解しないと、本当にこのまま突き進んでいって良いのか、悪いのかということがなかなか判断できません。きれいごとではないIPOの実態をお話したいと思います。良いところもたくさんあります。
 きょう何をお話ししようかと思っているかといいますと、まずIPOをした後の会社の実態です。その後、IPOをするために、どんなことをしていかなければならないか。やらなければいけないことは、もちろんたくさんありますが、五つにまとめてその概要をお話ししたいと思います。

 IPOした後の会社の実態ですが、よく言われるのが、知名度の向上に伴う信用度の向上です。上場しました。知名度が高まりました。信用度が上がります。お金も借りやすくなります。さらにもう一つ、資金調達能力の向上などがあります。上場していない会社の場合、会社がお金を借りようとすると、大半の場合、経営者が個人保証を付けなければなりません。例えば、会社で1億円借ります。「いいですよ。その代わりオーナー社長、あなたの個人保証を付けてください」ということになります。会社で払えなければ、個人で払わなければならないわけです。不動産など、別の担保があれば別ですが、会社だけの信用では、なかなかお金は貸してもらえません。上場会社になりますと、個人保証は不要になります。個人保証を付けていると上場できません。逆に言うと、上場さえできれば個人保証は外れますので、それは経営者にとっては大きなメリットになります。その他、上場会社のメリット、デメリット、このあたりもお話ししていければと思います。

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