ヴェルサーチがアメリカのマイケル・コースに買収されると報道されています。

米マイケル・コース、ヴェルサーチ買収　高級品で攻勢：日本経済新聞 https://t.co/7hFIpmBuhW

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2018年9月25日

買収金額は約2,500億円ということです。

ヴェルサーチの業績は、１年ほど前ですが、売上が850億円、最終利益は赤字、EBITDAが57億円ということです。

https://www.wwdjapan.com/444506

数値だけで見ると、まったく2,500億円の価値はないものです。しかし、この企業にそれだけの価値を見いだせるかどうかがM&Aのポイントです。それこそがビジネスであり、M&Aの局面でいえばビジネスのDDです。

ヴェルサーチを知り、調査し、自分たちだったらどうするのか、どれだけ稼げるのかを妄想し、考え抜くのです。その考えがベースにあれば、事業計画に落とし込んでくれる人や会社はいくらでもいます。

この局面で求められるものは、そういった発想力、妄想力なのだと思います。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。