エニタイムの会長が取締役会、指名委員会の決定をひっくり返す、ということです。
少し長い説明になるので、ぜひ以下からオリジナルの記事をご覧ください。

簡単にいうと取締役監査等委員が筆頭株主である会長とベッタリの関係が不適切と捉えられ、指名委員会、取締役会で改選しないことを決めたが、株主総会で筆頭株主である会長がそれをひっくり返そうとしているトンデモナイ、ということです。

たしかにトンデモナイことは間違いありません。上場会社として好ましくない、それもそうでしょう。

その根本的な理由はシンプルです。

筆頭株主の会長が５０％程度の議決権を持っているからです。最後は彼のジャッジが株主の意見となる体制なわけです。
もちろんこんなことは起きてほしくないのですが、権利を持っている人間が強いのです。

したがって本件は、そもそもこの株主構成で上場させている東証に根本的な原因があります。
本誌が子会社上場に否定的なことも、万に一つ、このようなことが起きないとも限らないからです。

｢エニタイム｣会長が取締役会の決定覆す異常事態 大株主として強権発動し､独自に役員提案 | 専門店･ブランド･消費財 – 東洋経済オンライン https://t.co/z5WQ9FDVMJ #東洋経済オンライン @Toyokeizaiより

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) June 21, 2022

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